早稲田大学 創造理工学部 総合機械工学科
上道研究室

エネルギー・資源学会サマーワークショップに参加しました。

エネルギー・資源学会で毎年行われている,サマーワークショップに本研究室の学生が参加しました。当日の様子と感想を書いてもらいました(上道)

2021年9月13日にエネルギー・資源学会のサマーワークショップ2021に参加しました.テーマは「ネット・ゼロの生活を描く-脱炭素は私達の生活のなにをどこまで変えるのか?-」でした.

まず,グループワークで簡単に自己紹介をした後,3人の講演者に「脱炭素で進む交通システムの新技術」,「脱炭素による私たちの食の姿の変化」,「フューチャー・デザイン」について講演していただきました.はじめの脱炭素で進む交通システムの新技術の講演では,脱炭素社会を目指すことによってEVや自動運転が普及するわけではなく,自動運転という新しい技術によって新しい交通システムが普及し,その普及をうまく脱炭素社会につなげる必要があることを学びました.2つめの脱炭素による私たちの食の姿の変化の講演では,食ロスが温室効果ガスの約8%を占めていることに驚き,自分たちができることとして改めてフードロスを削減することの重要性を学びました.最後のフューチャー・デザインの講演では,自分自身が将来世代になって将来を考えることで,独創的な将来可能性を想像できることを知ることができました.

続いて3人の講演者がパネリストとした,パネルディスカッションが行われました.このときの質問は,グループワークで予め考えたものが用いられました.

最後に,実際に2050年の住民になりきって生活や食,交通について議論したりしました.自分にない発想や視点に気づくことができ,非常に面白い2050年の生活を想像することができました.

参加者の多くが社会人の方だったので,グループワークは多少緊張しましたが,内容が分かりやすく面白かったので楽しむことができました.(文章:K)